2013年8月6日火曜日

S&S Two Throat のセッティング

僕のセッティングの出し方を公表しますので参考にしてください。
他のバイクでセッティングしたことないので全てに当てはまらないと思って読んでください。

まずS&Sのジェットチャートにしたがってジェットを組み込みます。とりあえずは前後同じ番手のジェットを組み込みます。


とりあえずエンジンがかからないことには次に進めないので、キックしまくって始動してください。

アイドルミクスチャーはEキャブやBキャブと違って2~3回転開くのが正常みたいです。

まずエンジンがかかったらアイドリングでミクスチャーを回転が落ちるところまで締めていき
そこから再び緩めていって回転が落ち始めたところで固定します。
僕のバイクの場合は3回転から少し締めた位が一番調子がいいみたいです。

ここでエアジェット(Intermediate Bleed)の調整です。ミクスチャーが3回転を超えるようならエアジェットを小さくしてあげます。たとえば046が付いていたら043に下げる。
逆に2回転より締めこまれるようなら大きい番手を組み込みます。

2回転から3回転の間に落ち着くようになったらとりあえず実走です。アクセル開度は1/3までにして走ってみてください。クシャミするようなときは薄すぎ、カブってしまうようなら濃すぎなのでインターミディで調節してください。そこそこ走るようなら今度はメインのセッティングです、最初はかなり濃いめのジェットを付けておいてください。
アクセルを1/2位までガバッとあけて吹け上がらないときは徐々にジェットを下げていき
息継ぎなく吹け上がるジェットがベストです。

これで第一段階終了です、ここからが本番です。
アクセルにマスキングテープを貼ってそこにアクセル開度がわかるようマーキングしましょう。
1/4づつマーキングするといいです。

今度は高速道路でのセッティングです。
まづはアクセル開度1/4で30kmほど走ってパーキングでプラグチェックです。濃いめの焼け具合が安心ですね。この時前後の焼け方に差を見て同じような焼け具合になるようジェットを交換してください。前後シリンダーでインターが002の差があるならメインも002の差をつけてセットしてください。

それが終わったらメインですが4速全開はちょっと恐ろしいので3速全開で試してみて上まで軽く回ればOKとしましょう。ホントはドラッグコースでタイムを測るのが一番分かりやすいのですけどね。

基本は必ず濃いジェットから始めて下さい。薄すぎるとエンジン痛めますので・・・

ちなみにS&Sのジェットチャートはあくまでノーマルエンジンでエアクリーナーを付けた状態を前提にしてますのであくまで目安とお考えください。

因みにぼくのライトチューンのショベルはファンネル仕様でインター038の035
メインは074の070です。こんな大きいジェットはどっかおかしいんじゃないのと思われる方もいらっしゃると思いますがこのセッティングで1/4mileのDRAGで12”501を記録していますので間違ってはいないと思います。

現在では大神戸共栄圏からジェットが発売されていて僕のようなありえない番手でも特注で製作していただけるのでとても助かっています。



ショッピングカートなどはないので下記のアドレスにメールして下さいね。






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